頭のよい人について

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頭のよい人について

どのような要素があるのだろうか。頭がいい人って何だろうという議論は、心理学上でも長く話し合われてきたことらしい。



サーストン博士という人はは頭のよさとはいくつかの力が合わさったものだと考えた。(この考え方を「知能の因子説(いんしせつ)」という)。このような考え方をしている人は何人かいて、ギルフォード博士とい人は、なんと120個の力が合わさったものが頭のよさだと唱えた。

サーストン博士は、1.言葉をつかう力、2.スラスラと話せる力、3.空間で理解する力、4.計算能力、5.記憶する力、6.推理する力、7.知覚能力(ちかくのうりょく)、の7つの力が合わさったものが頭のよさだと考えた。心理学ではこの考え方がよく使われるらしい。

このように考えると、学校の勉強ができることだけが頭のよさではないことが分かる。学校の勉強では主に、4の計算能力、5の記憶する力などが活躍する。でも、頭のよさはそれだけではない。学校の勉強ができることも頭のよさの1つだが、それだけではないといことである。

と、こんなことは当たり前だ。学校の勉強が出来る人の必要十分条件が頭のいい人だと考えているような人間は、相当の時代遅れだ。戦前の人間かよ。

それではここからはサーストンちゃんの説に対して自分の考えを書いてみる。

1.言葉を使う力

説明能力もあるだろうが、「おもしろい話をする力」も当てはまると思う。おもしろい(ここでは人を笑わせるということ)話をできる人は、人の考えていることが分かり、何がウケるかが分かる能力を持っているのだろう。ダウンタウンの松ちゃんがいい例だ。

2.スラスラと話せる力

何かを話し合っているとき屁理屈でもよいから、スラスラと話をできるということだろう。機転が利き、アドリブも利くという人だ。これも松ちゃんや、ロンブーの淳とかがよい例だろう。

3.空間で理解する力

“空間”で理解するということは、どういうことだろうか。紙に書かれた問題だけでなく、口頭上で聞かれたことにパッと答えられる能力だろう。問題処理能力などとリンクすると思う。これについてはよく分からないので勉強しようと思う。よく分からない僕は、この能力がないのだろうか…

4.計算能力

算数だけではない。先を見つめて未来に起こることを予想し、今何をすべきか計算し行動できる能力も当てはまると思う。6の推理能力ともリンクする。

5.記憶する力

まあ記憶力だ。ただ、記憶するにも効率のよしあしが関係すると思う。当然勉強に関してだけではなく、人の顔と名前を覚えるだとか、いろいろある。

6.推理する力

物事の事象を推理する力。問題などにまず取り掛かるのではなく、先々のことを考えてから行動するということだろう。

7.知覚能力

感覚器官への刺激を通じてもたらされた情報を元に、外界の対象の性質・形態・関係および身体内部の状態を把握する能力。だと思う。ってか辞書の意味をまんま書きました。確かにこの能力に長けている人はいる。音楽家や芸術家に多くみられると思う。

それでは+αで自分の考えを追加してみる 

まずは、give&takeができること。これは前回のブログに書いた。次に効率がいいこと。自分の能力を理解していること。人の気持ちや考えていることが分かること。…etc.そのほかにもいろいろあるだろう。

「頭がいい人は、自分の能力を理解しているから、不可能なことは初めからやらない。だから行動力に欠けると思われることもあるかもしれない」とどこかに書いてあった。また、「頭がいい人は不親切な人間が多い、なぜなら自分の能力を人に教えるのがもったいないし、時間の無駄だと考えるからである」ともどこかに書いてあった。

両方とも効率的だ。非常に興味深い。やはり頭のいい人は以上にあげていたようなことの出来る人間なのだろう。

 

こんな人間を目指していきたい。