give&take

今回はgive&takeについて書こうと思う。
世の中はほとんどgive&takeで成り立っている。
一番簡単なのは金であろう。金をgiveするから生産者からのtakeがある。あたりまえのことだ。
しかし人間関係の中においてのgive&takeはできる人とできない人がいる。
「俺はこんなに頑張っているのになんであいつらは俺に何もしてくれないんだ。」ということを経験した人も多いと思う。そのようなことがあると当然人間関係もうまくいかない。
「だったらもうあいつらには何もしてやらない」
と思ってしまったりするからだ。そう思ってしまってもしかたない。しかしそれで「あいつとは縁を断つ」と言うのはよくないと思う。人の上には立てないタイプだろう。
人とうまくやっていく、しかもみなの上に立ち、信頼される人間になるにはgive&takeよりもはるかに“give&give”の方がよいと思う。それはちょうど母親が赤ん坊に何のtakeを期待することなく、ひたすらgiveするというのと同じである。
何の見返りもなくていいから、ただただgiveをするという意識を持つ。そうすれば、次第に人はついてくるようになるだろうし、人間関係も悪くはならない。つまり効率的なのだ。
そして当然人からgiveされたらtakeをする。すると信頼関係が生まれる。

自分から他人にgiveをするときはtakeは期待しない。他人からgiveされたらちゃんとtakeをする。こういうことを出来る人間は人の上に立つことができ、尊敬される人間になれるのではないかと思う。